夫は前回に引き続き休憩中。
宮殿の中を一通り見終わり、裏手に広がる広大な庭園へ。
庭園のかささぎ。
夫は、「これが『ドロボウ猫とかささぎ』のかささぎか~」と言っている。
ちょっと違う気がする。
庭は宮殿を頂上になだらかな坂になっている。
宮殿から庭を見渡したときに、より広く見えるように作られたのだとか。
造成だけでも大変な工事だったことだろう。
ヨーロッパ的風景。
木とか雲とか、自然の風景がヨーロッパっぽいなーと思う。
自然の特徴によって旅情を感じるのが好き。
愛を語る二人。
黄色と葉っぱと緑の葉っぱがかわいく下に向かって垂れ下がっていて、おもしろい。
グランドトリアノンの外廊下。
グランドトリアノンの外壁は
ピンクのマーブルで出来ていてお菓子みたい。
廊下はモダンな感じだけど、当時のままなのだろうか。

こちらは
プチトリアノン。 3ヶ月前に改修が終わって再公開されたらしい。
ベルサイユではプチトリアノンと村里が一番楽しかったから、タイミングが良くて本当に良かった。
タッチパネルの映像ガイドコーナーもあった。
様々なエピソードを映像付きで聞けて、非常に楽しかった。
改修には時計のブルゲ社がお金を出しているらしく、映像ガイドではしきりに、「ブルゲ社のおかげでこんなにキレイになりました」と言っていた。
フェルゼンとの逢い引きの場所だった東屋。
当時はベンチでもあったのだろうか。
夫はベルばらを読んだことがないので、そんなことより手前の小川の魚に夢中。
プチトリアノン周辺は、洞窟あり、人口岩山あり、劇場あり、礼拝堂ありで、下手なテーマパークよりも面白い。
そして農村。
マリーアントワネットのお部屋が農村ごっこをしたとは話には聞いていたけれど、実話で、しかもそれらが現存するとは思っていなかった。

葡萄棚。

かぼちゃ畑。

山羊、牛、ウサギ、アヒル、鶏、etc..
楽しすぎる。

プチトリアノンの庭は英国式庭園。
確かに、フランスの庭園の樹木はパッツンと剪定され、歩道は直線だけど、ここの庭は違う。
夫は英国式庭園ならリスがいなきゃいけないのにリスがいない、と騒いでいた。
実のなる木がないのだろうか。

パッツン系の並木。