にほんブログ村 写真ブログ デジタル一眼レフカメラへ

2008年10月21日火曜日

フランス旅行その1~パリからモン・サン・ミッシェルへ~

ようやくとれた夏休み、二人でフランスへ。
朝家を出て、昼に成田を出る飛行機に乗る。成田は本当に遠い。何とかして欲しい。

妻は下調べを完璧にし、Excelでスケジュール表まで作っていた。
一方自分は直前に仕事が忙しくなったこともあり、パリの見どころはおろか、フランス語もボンジュール以外分からない状態。こんなんで大丈夫か?と思っているうちにフランス、シャルル・ド・ゴール空港に着いた。

以前乗り継ぎでこの空港で降りたときには、その辺を機関銃を抱えた迷彩服の兵隊?がゆっくり歩きながら警備していて、ものものしかったけれど、今回はなんだか静かな感じ。
無人のシャトルで到着ロビーに移動すると、ホテルまで送ってくれる運転手(アラブ系のおっさん)がプラカードを持って待っていてくれた。

おっさんは普通に英語を話し、両替をしたいというと両替所まで連れて行ってくれた。その後おっさんの車(確かフォルクスワーゲンだった)でホテルへ。夕方7時少し前ぐらいだったけれど、周囲はまだ明るい。おっさんは無口だったけれど、ところどころ名所にさしかかると、あれがフランスワールドカップのために作られたサッカー場で、今年で10周年なんだとか、あそこに見えるのが何とか宮殿だとか、教えてくれた。会社からの帰宅ラッシュらしく、道路はけっこう渋滞している。ホテルに着いたときにはだいぶ暗くなっていた。

ホテルはMANSART(マンサー、あるいはマンサール?結局よく分からなかった)というホテルで、チェックインが住んで部屋に入ると、どっと疲れが出た。部屋はドアを開けてすぐ目の前がベッドで、ベッドを通り抜けてドアと反対の隅に洗面所・浴室の入り口、さらにそれを通り抜けるとトイレという、珍しい間取り。さらに、クローゼットを開けると金庫の使い方が日本語で書いてあったが、かなりウケた。うちろって・・・。

Hotel Mansartの金庫使用方法(日本語)

翌日はバスでモンサンミッシェルへ。下の写真は、ホテルすぐそばのヴァンドーム広場。午前7時だとまだ真っ暗。

早朝のヴァンドーム広場

バスに乗って1時間ほどすると、もう田園地帯というか、完全に田舎の風景。8時を過ぎてもまだかなり暗い。もやもかかっていて、幻想的。なんだかヨーロッパっぽい感じ。

早朝のノルマンディー地方 木がボカージュ

9時頃(確か)になってようやく朝らしくなってきた。天気も良い。雲もなんだかヨーロッパ的に見える。妻は旅行中、空を見てはよく、絵で見たとおりの雲だ、と言っていた。

ノルマンディーの空

バスツアーには日本人ガイドが同乗していて、道中、色々解説してくれた。モン・サン・ミッシェルの「モン」は「山」、サンは「Saint」つまり「聖なる」という意味、ミッシェルは「ミカエル大天使」のことだそうだ。カトリックの妻はもちろんそんなこと知っていて、「え、知らなかったの。知らなかったとしてもガイドブックを読んでいれば書いてある、何も知らずにモンサンミッシェル行きたい!と言っていたわけだ」と言われた。ガイドさんは、時々日本人学生が「モンサン」と略して呼んだりしているが勘弁して欲しい、というようなことを言っていた。

また、そのガイドさんによれば、フランス北部(ノルマンディー地方)では土地の境界線に木を植えて範囲を識別しているらしく、それをボカージュと呼ぶらしい。ヨーロッパの他の国にもなくはないが、フランス北部が発祥だか、もっとも盛んだとか言っていた。言われてみると、確かに土地を区切るように、木が一列に並んで植わっている(さっきのもやのかかった写真も)。ただ、あまりいい写真が撮れなかった。残念。

国土が日本の約2倍ということもあり、とにかく広々していて自然が多い。モン・サン・ミッシェルはどんなだろう、と期待がふくらむ。

ノルマンディーの川

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

「うちろ」に大爆笑ヾ(≧∀≦)
「か」とか「た」の書き方があちらの字っぽいね。
頑張って書いたんだろうね~
モン・サン・ミッシェル、一度は行って見たいところ。
写真、楽しみにしてるね。

たわらねずみ さんのコメント...

暗い室内でクローゼットを開けたら怪文書が目に入って、一瞬ぞっとしたよ。
モン・サン・ミッシェルよかったよ。
お楽しみにー。
(ち)

匿名 さんのコメント...

怪文書。爆笑!!
モンサンミシェル行きたい~~~~~(>_<)
次のおフランス旅行こそは!!

しかし、相変わらず夫婦の会話が面白い(笑)
夫くんの書き方が上手いのかなぁ?

たわらねずみ さんのコメント...

夫です。コメントありがとうございます。
文章までお褒め頂きありがとうございます。

夫婦の会話のところは、私が一通り書いたあとに妻の検閲が入って加筆された部分なので、妻が書いたものです。。。
もっとボロクソに書かれていたのですが、ちょっと私が削ってこれです。
次回書く時はどうなることやら・・・って感じです。