15:30頃ホテルにチェックインをしに行くと、チェックインは16時からだと言われた。30分ほどお土産屋をぶらついて再度ホテルに行くと、今度は部屋の清掃が終わったかどうか分からなくて、清掃担当に電話しても出ないからもうあと30分待て、と言われた。フランスはサービスの質が非常に悪い、とガイドブックに書いてあったけれど、それはスーパーのレジ係とかの話で、さすがにホテルは普通なのかと思っていたけれど、そうでもないようだ。ただ、対応してくれた人は一応「I'm sorry.」とは言っていた。
16:40頃チェックインを終え、それから対岸へ向け出発。日本だと、この時期17時前後には真っ暗になるけれど、フランスはまだまだ明るい。 下の写真は、対岸とモンサンミッシェルの中間あたりから撮ったもの(実際は対岸に着いて戻ってくる途中に撮ったので、19時ぐらい?)
対岸側から見ると、モンサンミッシェルは北側。西側には牧草地が広がり、その上を鳥が飛び、遠くの方に同じぐらいの高さの木が並んでいる。なんだかとてものんびりした気分になる。
どこかで夕食を食べようかなと思っていたけど、結局その時は良さそうなお店が見つからず(大量の観光客を受け入れている大味な感じのレストランばかり)、スーパーで水を買ってモンサンミッシェルに戻ってきた。適当に島内のレストランに入り、自分は羊の薄切り肉を焼いた料理、妻は鮭のローストを頼んだけれど、どちらも大味。前菜に頼んだムール貝はまあまあおいしかったし、食後に頼んだチーズもおいしかったけれど、メインがイマイチで残念。
↓最初に頼んだ魚のスープ。ちょっと塩辛かったけど、おいしかった。
チーズについては、行きの車中でガイドさんから色々聞いていた。曰く、フランスではチーズ(フロマージュ)は食事の最後に食べるのが基本。デザートを食べた後か、デザートを食べずに食後に食べるか、どちらかで、チーズを食べる際はパンなどとは食べず、食べるとしたらレタスと一緒に食べる。何種類か運ばれてくるから、そこから数種類選んで、さらにどの順番で食べたらいいかを聞くべき、なぜなら繊細なチーズの前に味の強いものを食べてしまうと、味が分からなくなってしまう、とのこと。
このレストランでは選択の余地はまったくなく、チーズ3種類が盛られたお皿が置かれ、食べる順番を聞く間もなく店員さんは去って行ってしまった。店員さんを呼ぶのも面倒なので適当に食べたものの、チーズの名前ぐらいは聞いておこうと聞いてみたら、カマンベール、ポン・レヴェック、リバロとのこと。ノルマンディー地方の三大チーズだとガイドさんが言っていたものだ。注文しておいて良かった。結局フランスのレストランでチーズを食べるのはこれが最初で最後だった。
食事そのものはイマイチだったけれど、店員さんはフレンドリーな感じで、チーズを食べ終わると「No coffee?」と聞き、要らないと言うと、「No calvados?」と聞かれた。これもガイドさんが言っていたことだけれど、フランスでは満腹になったときにカルヴァドス(リンゴから作られたブランデーのような強いお酒)を少し飲んで(飲ませて)、胃の中にたまっている食物に穴を開けるような感覚を得ることで、さらに料理を食べる(食べさせようとする)風習があるらしい。思わず笑うと、店員さんも笑っていた。
食事が終わると、さすがにもう真っ暗。20時ぐらいまではやや明るい感じだったけれど、20:30には真っ暗になっていた(気がする)。修道院がライトアップされていたので、一度部屋に戻って三脚を持ちだし写真撮影。わざわざ三脚を持ってきて良かった。
2008年11月9日日曜日
フランス旅行その4~モン・サン・ミッシェルの夕暮れ~
投稿者
たわらねずみ
投稿時間
18:28
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4 件のコメント:
ん~、どの写真も素敵だね~(´∀`)
中でも一番上の写真が良いね。
ポストカードにしてもらいたいくらい!
そうなの。
対岸に繋がる橋を歩いていたら、川が蛇行しているところが見えて、川岸まで行ったら川面に姿が映って見えるんじゃないかなと思って行ってみたの。
そしたらやっぱり綺麗に映っていた。
興奮してパシャパシャ撮っちゃった。
あ、やっぱり歩いていったんだね。
どのくらい歩いたの?
あの写真、ポストカードするか、
大きめにプリントしてくれる?
家に飾りた~い!
いいよ。
モンサンミッシェルから対岸までは40分くらい、写真スポットまでは20分くらいかな。
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