ビオ・マルシェに行った後、近くのデパートへ。
実は前日の夜、妻のスニーカーが壊れていることが発覚。
妻は半泣き。妻をなだめすかして、デパートに行こうと話していた。
ガイドブックで調べると日曜はほとんどの店が閉まっていて、唯一開いているのがボン・マルシェ(Bon Marche)というデパートだった。
秋の感謝祭だかで安売りをしており、パラブーツというメーカーの革靴を購入できた。
フランスの店員は、聞きかじっていた通りアドバイスが実に的確でブレがなく、途中言いたい英語が出てこず汗だくになりつつも、気持ちのよい買い物が出来た。
後でこのメーカーはフランスブランドということを知り、妻は思わぬお土産が買えたと喜んでいた。
その後、日曜日でも行けるところということで、ノートルダム大聖堂(ノートルダム寺院)へ。
地下鉄でノートルダム大聖堂の南側数百メートルのところまで移動、そこから北に歩いてセーヌ川に出ると、すぐ対岸に見える。
対岸から橋を渡りきるあたりで撮った大聖堂。
大聖堂の入り口は観光客が長蛇の列をなしていた。
入り口に向かって見るとこんな感じで、対岸側から見たのとはずいぶん違った形に見える(最初の写真でいうと、左側から見たところ)。
3つあるアーチ型の開口部のうち、向かって一番右側から入る。
アーチの部分は幾重にも人の姿が彫られていて、なんとその一人一人が全部違う形をしている。
中は少し暗く、手ブレしないように撮るのが大変だった。本当は写真よりももう少し明るかったところを、露出をマイナスにして暗めに撮ってようやく、という感じ。
ちょうどミサが行われているところで、たくさんの人がお祈りをしていた。
有名なバラ窓。
写真では窓以外は真っ暗に写るけど、肉眼では真っ暗な訳ではない。
教科書で同じような写真を見て以来ずっと、真っ暗な中に浮かび上がるのかと思っていたけれど、そうでないことが分かった、と妻は言っていた。
ノートルダム大聖堂に続いて、サント・シャペルへ。妻の姉よりステンドグラスがとても綺麗、と聞いていたところ。
着いて中に入ってみると、1階は天井がそんなに高くなく(といっても3メートルぐらいはあるかな?)、ステンドグラスがたくさんあるわけでもない。それでも柱や天井はとてもきれい。昔はここが一般ピープル用の礼拝堂だったらしい。
そして2階に上がると・・・四方の壁すべてにステンドグラスがある!しかも天井が高く、その天井近くまでステンドグラスになっている。こちらは王侯貴族用の礼拝堂。身分制度のない時代に生まれて良かった。
古今東西の老若男女が、美しさにため息をつき見入っている。
外観はこんな感じで、きれいはきれいだけれど、華やかという感じではないし、ステンドグラスの部分は、ぱっと見てそれと全然分からない。中と外のギャップが面白い。
2008年12月3日水曜日
フランス旅行その8~ノートルダム大聖堂/サント・シャペル~
投稿者
たわらねずみ
投稿時間
21:40
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6 件のコメント:
ほんとに美しいですね。
写真だけでもため息が出ます。
実際に見たら、もっと壮大感のある美しさなんだろうな~
ありがとうございます!
ステンドグラスは、実物は本当にきれいでした。
特にサント・シャペルはおすすめです。フランスに行くことがあればぜひ!
綺麗だね~、本当に綺麗だね~。
うっとりしちゃう。
一般ピープル用礼拝堂の柱・天井の写真が何か好き♪
アーチの部分の人は聖人かな?歴代の司教かな?
ノートルダム大聖堂ってマリア様(聖母マリア)を讃えた教会なんだよね?
最近、本かネットで読んだばかりだったんだ。
ノートルダム(仏語 Notre-Dame, 英語 Our Lady)=私達の貴婦人
次回も楽しみにしてるよ~!!
天井の模様はフルール・ド・リスっていうんだって。
フランスでよく使われる文様だよね。
一般ピープル用でも、天井は写真のとおりきれいだし、壁も様々な色のガラス玉がはめ込まれてきれいだったよ。
ノートルダムのアーチは全員か知らないけど、聖人もいるはず。首のない人が一人いて、それは聖人だったと記憶してる。
と思ってネットで調べたら、その首なしはサンドニっちゅ-、パリの守護聖人らしいよ。
ノートルダムって、そういう意味だったんだ。オーディオガイドで、我らが貴婦人の像はあれです、と言っていて、有名なマリア像があるのかと思ったけど、マリア像はたくさんあってどれを指しているのか不明だった。
あ、サント・シャペル行ったんだー。
ノートルダムに比べると、知名度も低いしこじんまりとしているけど、良いよね~~~。
>妻姉
良い良い。
こじんまりしてるからか、周りの観光客も感動しているのが伝わってきたな。
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