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2008年12月23日火曜日

フランス旅行その11~ヴェルサイユ宮殿へ~

フランス旅行6日目はヴェルサイユ宮殿へ。観光バスで行く方法もあったけれど、電車で行くことにした。ホテルからサン・ラザ-ル駅Gare Saint-Lazare)まで歩き、そこから電車一本でヴェルサイユの駅(Versailles Rive Droite)まで行ける。

サン・ラザ-ルの駅は、地下鉄の駅とは違ってかなり駅舎内が混雑しており、また改札口がなく、誰でも出入りできるようになっている。ロンドンでも地下鉄は改札があり、鉄道は改札がなかったから、ヨーロッパはそういう文化なのかもしれない。

さらに驚いたことに、どの電車が何番線から出るのかが直前になるまで分からなかった。電光掲示板に出発時刻、行き先と何番線からの出発かが表示されるのだが、今回乗った電車は発車時刻の1分前にようやく何番線かが表示された。表示されるやいなや、大勢の人々が小走りで向かっていく。

思い切り手ブレしているけれど、サン・ラザ-ル駅はこんな感じ。


平日で、8:30発の電車だったからか、車内はまあまあ混んでいた。といっても日本の通勤電車のような非人道的混雑では全くなく、立っている人同士が触れあわずにすむぐらい。

途中カンツォーネが聞こえきた。どうやら同じ車両の少し離れたところにいるオッサンが歌っているようだ。妻は「スピーカーから流れてるんじゃない?」と言うが、いくらなんでもそんな陽気な電車があるわけない。案の定、La Defence駅でオッサンがチップをもらい回っていた。日本の通勤電車だったら、瞬時に摘み出されるだろう。

そのLa Defenceはオフィス街のようで、大勢降車していった。以後立っている人はほとんどなし。

パリから40分ほどでヴェルサイユの駅に着いた。途中検札が回ってくることもなく、ヴェルサイユの駅にも改札はなかったから、いくらでもキセルができる。こんなので採算が取れているのだろうか?

サン・ラザ-ルから乗ってきた電車、ヴェルサイユの駅にて


ヴェルサイユの駅からヴェルサイユ宮殿までは、さらに20分ほど歩かなくてはいけない。駅周辺は特にパリと大きな違いはない。ヴェルサイユ宮殿が近くなると、立派な並木道があらわれ、その並木道の向こうに宮殿が見えてくる。

さっそく写真を撮ってみたが、宮殿が大きすぎて、広角レンズでも入りきらない


どこからが宮殿の敷地なのかよく分からないが、外壁らしき部分もゴージャス(写っている人は一見衛兵のようにも見えるけれど清掃人)。


宮殿内に足を踏み入れてすぐに、息をのむような美しい礼拝堂がある。この礼拝堂は入り口から先は立ち入り禁止になっており、入り口は写真を撮ろうとする人で人だかりになっていた。


・・・と、ここまでは良かった。が、この先にすさまじいものが待ち受けていた・・・。

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